親子の絆、兄弟の絆の再生に、胸がアツくなる！〜『ウォーリアー』
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本ページの情報は2025年5月時点のものです。
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最初は親子の感動の再会、ではなく、、。トミーは何が狙いなのか？
酒に溺れ、家族を離散させてしまったパディ(ニック・ノルティ)の元に、
久しぶりに次男のトミー(トム・ハーディ)が帰ってきました。
トム・ハーディといえば、、
『ブラックホーク・ダウン』でハリウッドデビューを果たし、
『マッドマックス怒りのデスロード』でも強烈な存在感を放ちました。。
今作品においても、圧倒的な強さで独特のオーラを放つ役柄を熱演しています。
https://shin-theater.com/blackhawk-down/過去に格闘技でそれなりに活躍していたトミーが、父の元に戻ってきたのは一体。。
酒にだらしない父親が原因で離散した家族が再び、彼らに共通する格闘技を通じて再会する感動作品、
『ウォーリアー』を紹介します。
涙を誘われるような、胸がアツくなるような、ガチでおすすめの作品です✨
一方、妻と可愛い娘と2人と幸せに暮らす長男のブレンダン(ジョエル・エドガートン)。
ジョエル・エドガートンといえば、
『ザ・ギフト』でたいへん不気味なクレイジーガイを演じ、今作の心優しい父親とはひじょうに対照的です。
幅の広い演技で、同一人物かと思われるほど。。
高校で物理の教師をしている彼ブレンダンは、
娘の心臓病の医療費を賄うため、家のローン支払いのため、
高額賞金を目当てに総合格闘技『スパルタ』への挑戦を決意します。
愛する家族との家を失わないため、娘のため、
顔を腫らしてでもブレンダンは地方のファイトクラブに出て日銭を稼ぎます。
自分が大金を稼げるとしたら、小さい頃から積み上げてきた格闘技しかない。。
なんという家族愛。
そして弟のトミーもある思惑があって、スパルタへの参加を決意していました。
そして、父親のパディに、トレーナーとなってくれるよう懇願します。
彼も父親のことは嫌っていたのですが、ある目的を果たすためなら、、。
トレーナーの依頼を引き受けた途端に、パディの表情が一変します。。
酒に溺れるダメ親父かと思えば、一変して険しい鬼軍曹の形相に。
ニック・ノルティはこういう役どころが似合いますね。
兄ブレンダンを毛嫌いする弟・トミー。そして2人はスパルタの会場で。。
久しぶりにブレンダンに会いにきた父親・パディを、彼はすげなく追い返します。
それだけ、父親に対する愛想が尽きていたのでしょう。
ブレンダン、トミーそれぞれがスパルタでの賞金を目当てに、毎日トレーニングに励む日々。
そしてスパルタの会場で会う親子、兄弟。
嫌われているブレンダンにも励ましの言葉を贈る父・パディ。
やはり、いつまでも息子のことを思う父親の姿をここに見ました。
夫の傷付く姿は見たくないと思っていた妻も、
ブレンダンの勝利の報に、一転して歓喜の表情に。
2回戦も関節技を決め、順調に勝ち上がるブレンダン。
祝福の言葉を贈る父・パディに対し、ブレンダンもこの時は父の言葉に答える。
『次もやってやる！！』
思わず涙を誘われた場面です🥲
一方、圧倒的な強さで勝ち上がる弟・トミー。
双方、順当に勝ち上がり、ブレンダンは準決勝で優勝候補筆頭の怪物と対峙。
妻も会場に駆けつけ見守る中、なんと奇跡の逆転勝利。
そして決勝に勝ち上がった2人の兄弟。
この頃には、トミーの知られざる海兵隊時代の真実が公表され、彼の目的が明らかに。。
それぞれ背負っている大きなものがありました。。
その、背負っているものが大きい分、決して負けるわけにはいかない。
私も高校時代まで剣道を続けていたため、
『仲間のためにもここは絶対に負けられない』という、”崖っぷち”な強さが発動していました。
人間、その潜在的な力が時として爆発し、
ふだんの実力以上の成果を出すものです。
この兄弟の闘いの中には、久しぶりの再会という、
もう一つの背負っているものが互いにあったのだと思います。
それが、最後の闘いの場面に集約されている気がしました。
親子の対面、兄弟の再会、そして家族の絆。
格闘技を通して再びつながる、かけがえのない絆。
時に涙を誘われ、胸がアツくなる、感動作です。
まだご覧になっていない方は、この機会にぜひ！
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