”これが平和の維持というものだ”、、は考えの押し付けかもしれない〜『ピースメーカー』
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”キーが一つ違うだけで、喜びの音楽が悲しみに変わる”。
最後のシーンまで目が離せない、緊張感が連続するアクション。
その一方で、テロにより家族を失った悲劇に涙を誘われる場面もあり、
二重の意味で心を震わせる良作があります。
ジョージ・クルーニーとニコール・キッドマンの2大俳優が巻き起こすアクション、『ピースメーカー』。

◉作品カテゴリー
深く考えさせられる作品
◉”考えさせられる”ランク
◉U-NEXT評価
音楽は私が最も敬愛する映画作曲家、ハンス・ジマー。
彼はあらゆるジャンルの映画作品にご自身の独特な音楽を提供しており、
アクションが主体となる今作品においても、
常に観るものをハラハラさせる曲調を見事に演出しています。

とある日、列車事故に見せかけ、10基の核弾頭がロシアから盗まれます。
テロの捜査とその行方を追い、
ケリー博士(ニコール・キッドマン)とデヴォー大佐(ジョージ・クルーニー)が手を組みます。
盗まれた核弾頭の背景には、とある事情がありました。。
『キーが一つ違うだけで喜びの音楽が悲しみに変わる』
ボスニアでピアノを教える男(マーセル・ユーレス)。
この男が、自身の身に起きた悲劇をきっかけとして、
多くの人を巻き込んでいきます。
作品全編を通して見られるアクションの数々は、それだけで見応えアリ、ですね。
銃撃戦を交えたカーチェイス、核弾頭を追ってのヘリコプターによる追撃、などなど。。
”ピースメーカー”とは、それを定義する人によってもたらす結果が違う。。

今回のテロの動きには、まず一つに、分かりやすい“お金の動き"があります。
核弾頭1基につき幾らという、総額で言えば、とてつもない莫大な金額。。
世界中で起こるテロの背景には、こういった金銭的な動機が多くありますね。
しかし、金では動かない、別の動機を持つものもいます。
紛争地帯の"正義"と、ピースメーカーによる"正義"がニューヨークで交錯します。
妻子を無惨に殺された男の悲しみは、ピースメーカーには到底理解できるものではないのかもしれません。
その認識の違いが、今回の悲劇を生む要因になったと言えるでしょう。。
あなたは今作品を見終えた後に、何を思うでしょうか?
単に、ハラハラドキドキのアクション映画で面白かった、で済ませてはもったいない作品です。
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