虐げられた妻による、恐ろしいまでの周到で緻密な計画的逆襲。。〜『ゴーン・ガール』

2025-03-06

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デヴィッド・フィンチャー監督による極上の作品。

Creepy(気味が悪い)といっては、語弊があるかもしれません。。

しかし、当ブログサイトでは、人間の負の側面にスポットを当て、

徹底的にその”闇の感情”を深掘りしていきます。

従来の映画作品カテゴリーである”サスペンス”ジャンルで私が大好きな監督に、

デヴィッド・フィンチャー氏がいます。

(代表作に『セブン』『ファイトクラブ』『ドラゴンタトゥーの女』など。)

今回は、彼の作品における特徴が良く表れている、『ゴーン・ガール』を深掘りしていきます。

『ゴーン・ガール』

◉作品カテゴリー

Uncanny(不気味な/恐ろしい)作品

◉Uncanny(不気味な/恐ろしい)ランク

評価 :4.5/5。

◉U-NEXT評価

評価 :4/5。

デヴィッド・フィンチャー監督作品って、いつもそうなのですが、

じわりじわりと、ストーリー展開する中で、伏線を少しずつ解きほぐしていき、

そしてラストにあっという展開で視聴者の心を鷲掴みにする、そんなタイプが多いですね。

この『ゴーン・ガール』にもそんな作風が色濃くにじみ出ていて、

ある日突然、妻エイミー(ロザムンド・パイク)が失踪してしまい、

残された夫ニック(ベン・アフレック)はさまざまな疑惑の目を周囲に向けられながら、

いなくなった妻に翻弄されていくことになります。。

(引用元:https://www.20thcenturystudios.jp/movies/gone-girl

”クリーピーな演技”に注目! ロザムンド・パイク

夫に虐げられてきた妻による、恐ろしいまでの周到で緻密な計画的逆襲。

その計画性に、驚きを通り越して、感嘆すらしてしまいます。。

そして、彼女が人気作家であったことも、この計画をさらにパーフェクトなものにしているのではないでしょうか。

その、創造性たるや、恐るべし、、。。

この作品のヒロインであるエイミーを演じた、

イギリス人女優、ロザムンド・パイクの演技には本当にいつ見ても魅了されてしまいます。

心を見透かされてしまったかと、ドキッとしてしまうほどの眼力。

さっきまで笑顔を振り巻いていたかと思えば、突然、

恐ろしいまでの狂気に満ちた表情に一変。。。

このCreepy(気味が悪い)、というコンセプトで当ブログ記事を書こうと思ったのも、

彼女の演技が一つのきっかけでした。。

人間ほど恐ろしい生き物はないと思ってます。

その表情や仕草の裏に、とてつもない数の感情が隠されているからです。

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➡️ 『Uncanny(不気味な/恐ろしい)作品』ページ